事業を通じて気候変動をはじめとする
環境問題に対するレジリエンスを高め、
豊かな地球環境を次世代に引き継ぐため、
店舗運営をはじめとしたさまざまな場面で
環境保全に取り組んでいます。
世界的に脱炭素社会への移行が加速する中、企業においても持続可能な経営の実現が重要となっています。当社は、日本の健康を創る先進企業であり、地域の健康・安全を担う社会のインフラとしての責務を認識し、気候変動問題を重要課題と捉え、2021年からTCFDの提言に沿ったシナリオ分析を開始しました。
本分析は事業継続における気候関連のリスクと機会を把握し、さまざまな事態を想定したうえで対応策を講じることが目的です。今後も社会情勢の変化や技術の進化にあわせて継続的に取り組み、事業戦略との連携やリスクマネジメント・社内外のコミュニケーションに活用してまいります。
また、当社では国際環境非営利団体であるCDPへの環境情報の開示を2022年度より開始しました。2022年度につきましては、C評価を取得しています。
店舗の電気使用量及びCO2排出量を削減するため、店舗照明のLED化から使用電力の再生エネルギーへの切替え、太陽光パネル設置の検討など、さまざまな取り組みを継続的に行っています。
2022年2月にオープンした中浦和店はCO2排出量の削減を目指す実証実験店舗として、自然採光の光量を加味し、時間帯によって照度を調整する調光システムを導入しています。また、他各実験店舗でも最新設備や各種先端技術を用いて省エネ・創エネに取り組み、その成果をもとに全国の店舗での標準装備を進めています。