社会にヘルシアプレイスを提供

わたしたち株式会社Fast Fitness Japanは、「ヘルシアプレイスをすべての人々へ!」を企業理念に、全国にエニタイムフィットネスを展開しています。24時間365日、ライフスタイルにあわせていつでも使えるフィットネスジムを、日本中どこでも手頃な料金で利用できるようにすること、一人でも多くの人がフィットネスにつながる機会を増やすことで、ココロとカラダが健康になる。そのお手伝いをすることがわたしたちのミッションであり、存在意義であると考えています。

オープンフィットネス宣言

日本は欧米に比べてまだまだフィットネス参加率(※人口に対するフィットネス人口の比率)が低いのが現状です。フィットネスを特別な体験、ステイタスではなく、日常的でスタンダードなカルチャーにすることができれば、わたしたちの暮らしはもっと豊かになる。そのような信念から、会員制のビジネスではありますが、地域に開かれたジムを目指して2018年10月に、「オープンフィットネス宣言」という名称でSDGsに即したさまざまな活動を開始しました。

高校生に運動機会を提供する「ハイスクールパス」の実施、フィットネス環境の整備が困難な地域へのリユースマシンの寄贈、知的障がいがあるアスリートの支援など、誰もが運動ができる社会の実現に向けた取り組みを始めました。

ESG推進室の設置と重要課題の設定

2021年5月にはESG推進室を設置し、SDGsに即した活動を企業経営の根幹に据え、全社を挙げて取り組むための体制作りに着手、当社のESG経営の根幹となる重要課題として2つの柱を設定しています。

日本の健康を創る先進企業へ

24時間フィットネスジムの運営という当社の事業そのものが人々を幸せにする健康産業であり、「フィットネス習慣の拡大によって、人々がより健康に生活し続けられる社会を目指す」ことがわたしたちの最も重要な使命であることから、「日本の健康を創る先進企業へ」を大きな柱の一つとすることにしました。

地域の健康・安全を担うインフラへ

エニタイムフィットネスは日本全国に店舗展開し、地域の人々に日常的に利用していただく事業であるという特性から、「それぞれの地域社会の持続的な発展の役に立ち、地域の人々に必要とされること」が当社の大きな使命であり、それがひいては当社自身の持続的な成長にも不可欠であると考え、「地域の健康・安全を担うインフラへ」をもう一つの大きな柱としました。

FFJが最も大切にしていること

ヘルシアプレイスをすべての人々へ!

3 すべての人に健康と福祉を - 日本の健康を創る先進企業へ

  • フィットネス参加機会の拡大
  • 運動機会のバリアフリー化
  • 安全・安心・健全な職場づくり

11 住み続けられるまちづくりを - 地域の健康・安全を担うインフラへ

  • 地域に開かれたジムづくり
  • クリーン&グリーンなジム運営
  • もしもの時のエイドステーション
Materiality概念図

今後の具体的な取り組み

フィットネス参加機会の拡大

「日本の健康を創る先進企業へ」というテーマに対しては、まず、出店立地の多様化を進めています。例えば空港や病院、ショッピングセンターやホテルなどの施設に出店することで、それぞれの施設の機能の充実に貢献するとともに、地域の振興につながることが期待できます。

またハンディキャップをお持ちの方や高齢者、日本語が話せない外国人の方などにも安心、安全、快適に使っていただくための設備、サービスの提供にも力を入れていきます。

クリーン&グリーンなジム運営

「地域の健康・安全を担うインフラへ」というテーマに対しては、店舗電力の再生可能エネルギーへの切り替えを進めるとともに、節電、節水によるエネルギー消費量の削減にも取り組んでいきます。さらにこのような環境に配慮した経営を当社だけでなく、フランチャイズ各社や取引先各社に広げていくことで、フランチャイズ事業全体で取り組む体制にしていきたいと考えています。

安全・安心・健全な職場づくり

社員の働きがいと能力開発を進めるため、就業時間のフレックス化、子育て・介護の支援強化とともに、対面とオンラインを組み合わせた研修制度の充実や社員の意識調査の活用を進めています。また、アルバイト社員、契約社員から正社員への登用を定期的に実施しています。

社員の健康サポートの面では、自社フィットネスジムの活用促進のほか、人間ドックなど社員の健康診断のメニューの充実化を進めています。

さらに「年平均残業時間」を12時間以下にするなどの労務管理上の目標を設定しているほか、社員の健康管理を強化する観点から、「健康経営宣言」を宣言し、2023年には経済産業省が提唱する健康経営優良法人に認定されました。

また、障がい者雇用については、今後も法定雇用率を上回る水準を維持していくとともに、健常者との適切な仕事の役割分担を行うことで、「お互いを尊重し、共に成長できる職場づくり」を目標としています。

健康・健全な明日のために

わたしたちは、企業理念である「ヘルシアプレイスをすべての人々へ!」を実現することこそが社会的責任を果たすことであると考え事業を展開してきました。これからも、明日が今日よりも少しでも健康で豊かな日になるように、わたしたちにできることをひとつひとつ積み重ねていきます。

フィットネスを生活の中に取り入れる習慣が広がることで、一人ひとりのココロとカラダが健康になり、
ひいては社会全体の健康、健全な暮らしにつながると信じ、持続可能な社会に貢献していくことを目指していきます。

SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献

当社は、持続可能な社会を目指し、ESGの視点を通じて、SDGsの各目標の達成に
貢献してまいります。2010年のスタートより「ヘルシアプレイスをすべての人々へ!」を
理念にフィットネスがより社会につながる存在になり、様々な社会課題を一緒に解決できる存在となれるよう、「オープンフィットネス宣言」をいたしました。
現在の社会的な課題は多岐にわたりますが、解決には社会全体での協力体制が不可欠です。
当社は、社会の一員として、これら社会的な課題の解決に取り組み、自らの持続的成長と持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。

SDGsの各目標